「第四の審判員(交代についてvol.2)」 つづきです。
第4の審判員は
- つねに主審を援助する。
- 主審に要請された試合前、試合中、後の管理上の任務を援助する。
- 試合中の交代手続きを援助する責任を持つ。
- 交代要員の用具をフィールドに入場する前に点検する権限を持つ。
競技者が交代要員と交代する場合、次のことを守らなければならない。
- 交代が行われることについて、事前に主審に通知する。
- 交代要員は、交代によって退く競技者がフィールドの外に出た後で、しかも主審の合図を受けてからフィールドに入る。
- 交代要員は試合の停止中にハーフウェーラインのところからフィールドに入る。
- 交代は交代要員がフィールドに入ったときに完了する。
したがって、Aチームのゴールキーパー背番号1番が退場になったとき、Aチームがそのまま5番と12番を交代させるかどうか、しばらく待った方が良いでしょう。Aチームから特に要求がなければ続けてよいのですが、まだ交代が完了していないので、ゴールキーパー21番を交代させるために11番でなくて5番でもかまいません。もちろん、新たな交代の選択肢も可能であり、試合では必ずゴールキーパーが必要ですので、フィールドプレーヤーがゴールキーパーになることも含めて交代の手続きをします。
次に、主審について、第5条では次のように示されています。