ジャパンサッカーカレッジ(CUPS)での特別授業【第4回】

 

2019年度の最後の授業に実施してきました。

第3回(11月7日)以降に行ったゲームの映像から、各自の良かった点、みんなでディスカッションしたい点という観点でピックアップしてきてプレゼンテーションを行った。
「ポジションと動き」が7シーン、その他の「判定」「マネジメント」などが7シーンありました。
映像分析の際の留意点を確認して始めた。
・ その場面だけの切り取りではなく、その前後から見ること。
・ 起こった事実とその時の気持ち、判断した根拠を具体的に明らかにすること。
・ 正解を求めるのではなく、いろいろな考え方、見方を取り入れること。
・ 次のゲームでチャレンジする目標を設定すること。
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4回終えて
全員が真摯に取り組んでくれた結果、審判員一人ひとりの成長をダイレクトに感じることができました。特に、「ポジショニングと動き」については、次のような原則的な、基本的なポイントを強調したことが、役だったように考えています。

・ サッカーでは、攻守が著しく変わり、カオス的な判断を求められるので、レフェリーもゲーム中にいろいろな判断をする必要がある。
・ そのためには、まずは「見る」ことが重要であり、「だろう」では判断できない。
・ 次は「何を見るか」であり、「どのようにして見るか」が課題になる。
・ そのためにはつねにチーム戦術や選手の意図などを理解し、「プレーの予測」をすること。特に、ボールアウトオブプレー時に考えを巡らす。
・ 具体的には、首を振ることなく、見える角度のポジションを探す。
・ 視野を広げることと、焦点を絞ることとをこまめに繰り返す。
・ 競り合いであれば二人の位置関係(縦、横)や、攻撃側のクロスボールならばキッカーとゴール前の位置関係(守備側、攻撃側)を把握する。
・ 距離を詰める際には、スタートを早くし、ブレーキをかけて細かなステップをする。
・ 距離を詰められないならば、見える角度を探す。
・ 自分の視野を確保するために、空いているスペースを見つける。選手に邪魔されたり、陰になったりしないように。
・ ベストなポジションより、ベターなポジション。つねに、リスクを感じる。
・ できればゲームの流れ、温度、選手の感情なども感じる。